1969年に最初のプロダクトが発売されてから、半世紀弱もの長い間にわたって使われ続けているホワイトボードマーカー。発売当初の頃は、ホワイトボードがまだ一般的ではなかったのではないだろうか。太さ、長さ、ボディのテーパー具合など、ホワイトボード用に最適な調整がなされている。
キャップに入るスリット、そのキャップとボディの関係、インキ色そのままのボディの色、ロゴの入り方など、細部に至るまで佇まいが美しい。色を揃えて持ちたいけれど、あまり個人で使う類のモノではないのが、ちょっと残念(笑)。
日本初のホワイトボードマーカーとして1966年に発売した“WM-50”に改良を重ねた商品。濃く鮮やかな線で筆記が可能で、インキを補充できる経済的な製品としてオフィスや教室などで継続的に使い続けられている。キャップは開けやすいように、引き抜く際に指に引っかかる形状にしている。インキ色は5色、ボディはそれに伴った明解なカラーリング。