絹織物のショール、バッグ
Silk accessories
[テーマ概要]シルクの織り技術・縫製技術などもともに高く、パッケージングなどに至るまでクオリティは高い。バッグのディテールなど、製品デザインにもうひと工夫が求められている。
地方の貧困かつ障がいを持つ職人や女性の手による、高品質なシルク製品を世界に広める目的で２００４年に設立。現在ではキャビンアテンダントの制服の供給や、ウェディングドレス分野への進出と積極的な業容展開を行っている。
| 審査委員からの推薦コメント | 落ち着いた色柄のシルク素材、細かい部材もヨレがなく丁寧な縫製等、製品全体にハイクラスに向けた上質感が伝わるクオリティが良い。応募商品はハンドバッグの技術を使った物がほとんどだが、会社の背景にはドレス、制服などアパレルの技術も持ち合わせているため、今後幅広い展開の期待が持てる可能性の高さを感じる。障害のある職人や女性の雇用に積極的なことも評価した。 |
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絹織物のハウスウェア
Silk housewares
[テーマ概要]デザインの完成度も高く、縫製も丁寧である。ブランディングや販売方法の提案などが求められている。
地方の若者たちに地元の村にいながら技術を身につけることができるようにするための職業訓練所がその始まりとなっている。現在では９００人以上の職人を抱えるまでに成長。絹織物だけでなく、石彫・木彫・漆塗りなどの工芸品も手がけている。
| 審査委員からの推薦コメント | 生地の色柄が美しい。プリントのグラフィックやパッチワークの配色は大胆な発想でモダンなデザイン性があるので、市場性がある。クメール文化の伝統的な古典モチーフを品良く現代的に扱うセンスはユニークで可能性を感じる。 |
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カンボジア伝統織柄物を使った製品
Cambodian traditional pattern fabric products
[テーマ概要]伝統柄を生かした、手仕事の温かみがある。製品デザインやブランディング、販売方法の提案が求められている。
障がい者のための職業トレーニングセンターとして設立され、障がい者たちにより共同経営されている。伝統的な技法を用いながらもデザインや色は現代にマッチするものを開発している。布製品以外に木彫工芸品も扱っている。
| 審査委員からの推薦コメント | 伝統的な技法をベースにしながら、市場性の高い幅広い商品開発をしている意識の高さが良い。美しいカラーのパッチワークなど、幅広いユーザーに向けたデザインが目を引いた。障害者によって共同経営され、障害者のトレーニングセンターとして生産体制を持っている社会貢献についても評価した。 |
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天然素材を使った染色布製品
Natural dyed fabric products
[テーマ概要]クメール文化の保存・天然素材で染めていることを生かしたブランディングや販売方法の提案が求められている。
天然染料による染色と、名人だった祖母のクメール・シルク手織り、伝統柄のコットンスカーフなどを守るべく立ち上げられた。障がいを持つ女性や未亡人たちを雇用しカンボジア文化の復興と保存を目指している。
| 審査委員からの推薦コメント | 伝統柄を伝統技法によって天然染めで実に美しく仕上げている、丁寧な手仕事は洗練された印象を受け、工芸品としてだけではなく日本の高級市場にもマッチしている。細番手の織物の繊細さと色はアジア特有の美しさで印象的。障害を持つ人や未亡人など生活の支援が必要な女性の雇用を目的として設立された社会的貢献も評価した。 |
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ヴィレッジ・コミュニティーによるカンボジア伝統布製品
Cambodian traditional fabric products by village community
[テーマ概要]ナチュラルコットンのきれいなカーキ色の発色を生かし、ウェアのデザインにもうひと工夫が求められている。また、やや夏物だけに限定されやすいため、年間を通じた商品提案なども求められている。
ハンディクラフトを通じ貧しい村人の生活を支えることを目的に設立された。ナチュラルコットンを使用し、伝統的なカンボジアの衣服を参考にしたデザインのカジュアルウェアやバッグなど現代生活との融合への挑戦をつづけている。
| 審査委員からの推薦コメント | 伝統的なカンボジアスタイルをベースにしたコットン製のウェアは、日本の生活スタイルにもマッチするカジュアルで現代的な感覚を取り入れるセンスが高い。製品の縫製クオリティも良く、市場性が高い物作り姿勢に可能性を感じる。貧しい村人の生活向上を目的として設立された社会的貢献も評価した。 |
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スゲマット加工製品
Sedge mat products
[テーマ概要]畳と似た雰囲気のある素材を生かしつつ、畳とは違った日本の風土気候に合った提案が求められている。
スゲ製品の生産者の協会でKandal地方で採れるスゲを100％使用している。貧しい農村を助けるために商品開発や販売活動を共同で行っている。伝統的なパターンを用いて編んでいるが、デザイン、色、サイズはオーダーに応じる。フロアマット、テーブルまわりのマット、スリッパなどの製品がある。
| 審査委員からの推薦コメント | スゲによる伝統的な柄を織り込むマットは柄が美しくアジアの気候に合う機能性とインテリア性を兼ね備えている。素材をカンボジア国内から調達し、様々なアイテムに展開する柔軟な物作り姿勢は、日本でも新しい市場を作る可能性を持つ。貧しい農村を助けることを目的として設立された社会的貢献も評価した。 |
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絹・麻を使った製品
Silk and linen accessories
[テーマ概要]特に発色や色合わせが美しい麻織物を使ったプロダクトのデザイン提案・ブランディングが求められている。
伝統的な織物を今に伝える会社である。商品は現在のライフスタイルにもマッチするコレクションがそろっている。Khmu族の織物をモダンにアレンジしたコレクションが新しい。
| 審査委員からの推薦コメント | 蚕を育て、綿、麻を栽培し、手仕事で丁寧に糸にし、植物から抽出した色素で染色し、織り上げる。これらの行程の全てを一貫しておこなう。布づくりの社会が成り立っている極めて珍しく、好ましい有り様だ。特に素材の特性を生かし、色に特化したデザイン手法は、グローバルな市場での展開の可能性を予感させる。手工芸を、現在の生活に寄り添ったアイテムとして結実させることを主題としている潔さがある。染織の伝統技術の伝承を目的とする明快な方向性に、審査員の評価が集まった。 |
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ラオス伝統柄の布製品
Lao traditional pattern fabric products
[テーマ概要]質の高いシルクテキスタイルを生かし、伝統工芸から一歩踏み出すプロダクトデザイン・ブランディング提案が求められている。
先祖代々絹織物に携わってきており、ラオスの伝統的な織物を作り続けている。シルクファブリックで海外の賞の受賞経験もあり。自社内に博物館を持っていて、アンティーク・テキスタイルも保管している。ハンディクラフト協会の会長の会社。
| 審査委員からの推薦コメント | ラオスの森林には、天然染料を生み出す豊富な木々が生育している。木々から抽出した染料で染めた絹織物は、かつては生活に密着していた。経済の急激な変化から、生活の場から、絹織物は次第に失われつつあるようだ。そうした中、女性の自立をサポートし、染織文化を守る運動をおこなうKACHANAは、ラオスの人々が、日常的に再び絹織物を着用できるよう、信仰、民族の習慣などを象徴する文様をモチーフ化したデザインを採用した。今回、そこが評価された。 |
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インディゴ染め布製品
Indigo dyed fabric products
[テーマ概要]仕上げの美しいインディゴのろうけつ染めテキスタイルを生かしたプロダクトデザイン・ブランディング提案が求められている。
テキスタイル製品を幅広く扱っているが、インディゴと草木ぞめに特に力を入れている。インディゴと草木ぞめのファブリックのコレクションも多くあり、日本の市場にもすぐに対応できる可能性がある。
| 審査委員からの推薦コメント | ラオス、タイ、ミャンマー、中国西南部に暮らす「モン族」は華やかな衣装と装飾品を身にまとう民族として知られている。特にスカートなどに見られる緻密でジオメトリックな臈纈（ろうけつ）染めは美しい。民族衣装の技法とパターンを生かし、円形テーブルクロスという、現代生活に彩りを与えるアイテムに転用している。スカートからテーブルクロスという展開も興味深い。今後も新たな展開を目指す事を期待し、評価へとつながった。 |
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手加工による布製品
Hand worked fabric products
[テーマ概要]すばらしい針仕事のテクニックを生かし、ホームファッション以外のプロダクト提案・ブランディング提案が求められている。
貧しい少数民族の女性達の生活水準向上のために立ち上げられたプロジェクトが母体。モン族の伝統的な針仕事の技術やモチーフを使って、ホームファッションの商品を主に作っている。
| 審査委員からの推薦コメント | ラオスの伝統染織技法には、様々な少数民族の衣装に施される、すばらしい手工芸技術がたくさんある。そのなかで、モン族の伝統技法であるアップリケと刺繍を組み合わせ、自分たちの思い描くデザインスタイルを独自に作り上げた。その新しい作品群は、デザインはシンプルで大胆だが、手にとると、ひと針、ひと針に作者の手の痕跡が残り、手工芸のぬくもりを留めており、評価できる。 |
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紙繊維を使った手織り紙布製品
Lao Posa paper grain textile
[テーマ概要]現状は帯などに加工しているが、紙であることがアピールできるような、現状から一歩踏み出すプロダクト提案・ブランディング提案が求められている。
ラオスの恵まれない女性を対象に草木染め、手織り、縫製などの技術および独立企業の知識を自立できるレベルまで訓練している。ラオス原産の木を使った伝統的な紙を糸にして織物にする技術は、日本人技術者が指導した。
| 審査委員からの推薦コメント | 伝統的なラオスの織物技術の伝承と女性達の自立を目的に設立した社会性、そしてそれを海外市場へ向けるチャレンジ精神は評価できる。出品の「紙」素材の開発は、「和紙」技術を持つ日本へ向けた、研究の成果だ。伝統の技と他文化の出会いが、新たなデザインの可能性を広げている。 |
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手織りシルクカーペット技術
Hand weave silk carpet technique
[テーマ概要]現代のライフスタイルから考えるとカーペットそのものには発展性を求めるのはやや難しいと思われる。質感の良さや柄を生かした小物などのプロダクト提案・ブランディング提案が求められている。
ラオスの伝統的なシルク手織り技術を中央アジアにオリジンを持つカーペット織りへと転用する可能性をさぐるべく設立されたが、最近ではラオス原産の天然素材を使った草木染のシルクで織ったものなど、ラオス独自の製品づくりに意欲的に取り組んでいる。
| 審査委員からの推薦コメント | ラオスの染織技術は、各家庭の貴重な現金の収入源として伝承されてきた。しかし衣服の西洋化に伴い、織り手には新たなジャンルの開発が必要となった。カーペット制作はそうした背景をもってスタートした。取り組みは、地域の織り手の確保だけでなく、新たな織り手を教育するプログラムまで含むこととなり、大きな変革を生み出した。ものづくりの仕組みをつくることが、社会の仕組みをも動かした実例のひとつとして評価できる。 |
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漆塗り加工技術
Lacquer work technique
[テーマ概要]伝統的な技術を生かして柄やアイテムなどを考えたプロダクト提案・ブランディング提案が求められている。
バガンは古くから漆製品で知られている産地でその中でも著名な漆メーカー。大型の家具から食器類まで幅広くてがけている。ミャンマーの伝統的なモチーフのものを多く作っている。
| 審査委員からの推薦コメント | パゴダや寺院の壁画を元にしたブッダや花・取り・動物の文様や絵は、細いラインや点で埋め尽くされ独特な雰囲気をもっている。その緻密でいて大胆な色や文様から、ミャンマーについて興味が湧き惹き付けられそうだ。手作業でつくられた暖かみ溢れるティーポットや器の表面に、その文様や絵がいっぱいに描かれていて、テーブルウエアとして使用しながらまた装飾品としても楽しみもある。ミャンマーと外国との掛け橋となるような製品を目指して、クオリティーも高めていって欲しい。 |
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漆塗り加工技術
Lacquer work technique
[テーマ概要]天然素材を土台にしている面白さを生かしたプロダクト提案・ブランディング提案が求められている。
同じくバガンにある著名な漆メーカー。木材、竹とホースヘアを編んだものやひょうたんなどの野菜を土台にしたモダンでユニークな製品を多く作っている。
| 審査委員からの推薦コメント | 下地が竹と馬の尻尾の毛を編んだカゴ状の器で出来ていて、表面の凸凹が現れ面白い。ひとつひとつが手作りで同じ形がないところも良く、漆はたっぷりと厚く塗られ丈夫そうに見える。植物のモチーフは細かい渦巻状の線文様で、緻密で根気のいる仕事をしている。黒い漆をベースに朱色の漆ラインはよく映えている。三角形の文様は、葉を縦にして並べた伝統的文様であるが、現代的にも見える。器のサイズは、カゴ編みで自由度があり優れている。 |
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廃材リサイクル製品
Reusable material products
[テーマ概要]プラスチックテープや新聞紙、大理石の端材など廃材利用というアイディアを生かし、実用性のある、お土産アイテムに留まらないプロダクト提案・ブランディング提案が求められている。
ミャンマーの伝統的なモチーフや素材を生かしたおみやげ品を製造しており、現在5つ星ホテル９ケ所に店舗を持ち、工場は２ケ所ある。顧客の要望に合わせたものづくりなどにも対応している。
| 審査委員からの推薦コメント | 廃材利用のアイデアは良い。開梱したプラスチックテープを有効利用し、伝統的な編み方でカジュアルなバスケットを制作している。丈夫な素材とサイズと明るく元気な配色のバランスがマッチしていて、カジュアルファッショングッズになった。さらにミャンマーらしさを感じさせる手作業など加工も考えられ、今後の展開が期待される製品となっている。 |
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ミャンマー・アイデンティティ製品
Myanmar identity merchandise
[テーマ概要]ミャンマーアイデンティティという強いコンセプトを生かしながらカジュアルアイテムとしてのプロダクトデザイン・ブランディング提案が求められている。
ミャンマー・アイデンティティをモチーフにしたデザインで、メイド・イン・ミャンマーにこだわった土産物を製造している。 また、全製品をディスプレイし、そのままホテルのロビーやイベント会場などで販売できるようなワゴンも開発するなど販売方法の開発にも意欲的である。
| 審査委員からの推薦コメント | 私たちの周りにミャンマーをよく知る人は少ないが、潜在的に興味をもっているひとたちへ、こういったファッショングッズはきっかけづくりに良さそうだ。地元の自然素材を使用し、刺繍やスクリーン印刷で見せるミャンマーのアイコンサインには、魅力がある。アースカラーをベースにアクセントをカラーとマテリアルで現わす見せ方は、有効な展開が期待できそうだ。ミャンマー独自のモチーフにある背景は、ミャンマーへの関心を高めるきっかけにも繋がりそうだ。伝説や時代、仏教のストーリーも動物などのモチーフと切り離さず一緒に伝えていって欲しいと思う。 |
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ベトナム刺繍加工技術
Vietnam embroidery technique
[テーマ概要]すばらしいカラー刺繍技術を生かし、ホームファッションだけでなくアパレル寄りのプロダクト・ブランディング提案が求められている。
ベトナム刺繍によるベッドリネンやテーブルリネンなどホームファッションアイテムを幅広く手がけている。美しい色使いの丁寧な手作業に定評がある。
| 審査委員からの推薦コメント | トータルバランスだとは思うが、刺繍の繊細な部分とおおらかな作られ方に好感が持てた。刺繍のモチーフや生地選定の部分でアイデアが加わると尚、製品精度が上がると思われる。ニーズを何処に絞って選定していくかが今後の課題なのかもしれない。 |
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シルクニット加工技術
Silk knit technique
[テーマ概要]優れたシルクニット加工技術を生かしたデザインとブランディング提案が求められている。
シルクのホームファッションアイテム、アパレルなどを手がけているほか、ベトナムで初めてのシルクニットの製造をしている。機械編み技術には定評があり、様々なニーズに対応が可能。
| 審査委員からの推薦コメント | 技術的な信頼性を感じる製品である。縫製技術の精度の高さは他とは比べものにならない。製品の役割としてどの部分をになうのか？技術はトップクラス、ではモノ作りの思想は何処を向いているのか？企画開発から良い方向を見つけ出せると思う。 |
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ベトナム・クロシェット刺繍加工技術
Vietnam crochet embroidery technique
[テーマ概要]手間のかかるクロシェット刺繍技術を生かし、アパレル分野などテーブルリネン以外の範疇に踏み出すプロダクトデザイン・ブランディング提案が求められている。
手仕事のベトナム刺繍を行っている企業の中でも特に細かい仕事が得意である。クロシェット刺繍の技術には特に定評がある。
| 審査委員からの推薦コメント | レース刺繍の技術と素材の構成が素晴らしいと思う。繊細な製品としてのアウトプットも良好。インテリアを意識させるような商品構成をブランディングしていくことも一つのアイデアかもしれない。 |
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白蝶貝・水牛角などの加工製品
Craft works of mother of pearl and buffalo horns
[テーマ概要]素材を組み合わせるテクニックを生かし、モダンなデザインのプロダクト提案やカトラリー以外のアイテムのデザイン提案・ブランディング提案が求められている。
竹や木をつかったホームデコアイテムからテーブルウェア、キッチンウェアなどを幅広く扱っている。北米・オーストラリア・ヨーロッパをはじめ日本にも輸出をしている。
| 審査委員からの推薦コメント | "細工の丁寧さはもちろんの事、少量生産の安定的なクオリティーが表現出来れば幅は拡がるだろう。技術の高さから、素材の持ち味を現代の生活にアレンジした、形状はシンプルでいて使い勝手の良いデザインは直ぐにでも作れそうである。 " |
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真綿キルティング加工布
Floss silk quilted fabric products
[テーマ概要]優れた縫製技術を生かし、ディテールが整理されかつ日本市場を理解したサイジングをともなうプロダクト提案・ブランディング提案が求められている。
ベッドリネンを中心に製作している会社で欧米市場を中心にBelliｚenoというブランドで展開している。真綿のキルティング技術に特に定評がある。
| 審査委員からの推薦コメント | シルクの風合いと仕上がりの良さは見事。素材の心地良さは最大限に活かされている。寝室周りでは特に趣味性の高いモノが多い中、クオリティーを担保しながらも時代のニーズに合ったモノ作りが行えそうだ。細部のディティールに少しずつ主張が見えてくると、ブランドとしての個性が発揮されると思われる。 |
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