フォーカス・イシュー

フォーカス・イシューとは

フォーカス・イシューは、デザインが社会課題にどのような解を示そうとしているかを読み解き、発信するためのグッドデザイン賞の取り組みです。近年、社会に顕在化する課題の多くは解決に複雑なプロセスを強いていますが、デザインはこれまでの発想や手法にとらわれることなく、それら課題の解決に挑んだり、「デザインの視点」から人々に有意義なソリューションを示すことに取り組む事例がみられるようになっています。
フォーカス・イシューはグッドデザイン賞の審査委員を兼任するフォーカス・イシュー・ディレクターを中心に進められます。フォーカス・イシュー・ディレクターは、予め設定した特定のイシュー(テーマ)に関して、デザインならではの独自性・先駆性・提案性が認められる対象を、本年度のグッドデザイン賞の過程においてそれぞれの知見に基づいて見出し、その意義や可能性を解釈し、論じます。最終的には提言として公表し、デザインがいまできること、これから挑んでいけることを示し、社会に対してデザインの持つ「力」をお伝えします。
なお2020年度は、新たにフォーカス・イシュー単独のウェブページを開設し、これまでに蓄積された提言を体系的に見ることができるようにするとともに、今年度の最新状況を随時公開していくことで、より開かれた形で知見を共有することに取り組んでいます。

発見→共有→創造

2020年度のフォーカス・イシューテーマ/ディレクター

フォーカス・イシューでは、2020年度より、これまでの提言を体系的にまとめ、今後の活動をより分かりやすく伝えるため、新たなウェブサイトを立ち上げ、情報を発信しています。

2020年度のフォーカス・イシュー

https://www.g-mark.org/focused-issues/