グッドデザイン賞受賞概要

2020年度|グッドデザイン大賞選出経緯

「グッドデザイン大賞」「グッドデザイン金賞」「グッドフォーカス賞」は、「グッドデザイン・ベスト100」の中から、審査を実施して決定されます。この審査は10月8日(木)に、受賞デザイナーによるプレゼンテーション(非公開)と審査委員による協議(非公開)を実施しました。なおグッドデザイン大賞は、さらに10月30日(金)に審査委員と今年度のグッドデザイン賞受賞者による投票を実施して1件を決定しました。これら特別賞各賞の結果は10月30日に発表しました。

2020年度グッドデザイン大賞候補

投票結果

10月30日に実施したグッドデザイン大賞選出において、審査委員および受賞者の投票数を、それぞれ20倍、1倍し、集計しました。その結果、得票数1位と2位の得票差が全得票数の5パーセントに満たなかったため、1位と2位で2回目の投票を行いました。

第1回目投票結果

 票数受賞番号受賞対象名受賞者
1位60020G191266自律分散型水循環システム
[WOTA BOX]
WOTA株式会社
2位54020G161076宿泊施設
[まれびとの家]
VUILD株式会社
3位31620G201339plan
[Design Movement on Campus]
Taiwan Design Research Institute
4位30420G191255サーキュラーエコノミー
[BRING]
日本環境設計株式会社
5位25920G191216ウェブサイト
[東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト]
東京都

第2回目投票結果

 票数受賞番号受賞対象名受賞者
1位93620G191266自律分散型水循環システム
[WOTA BOX]
WOTA株式会社
2位53920G161076宿泊施設
[まれびとの家]
VUILD株式会社

2020年度グッドデザイン大賞選出規則

この規則は2020年度グッドデザイン大賞の選出にあたり必要とされる事項を定めたものです。

1)グッドデザイン大賞
グッドデザイン大賞は、その年に受賞したすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、最も優れたデザインと認められるものに贈られる内閣総理大臣賞です。この賞は、その年のグッドデザイン賞審査委員(以下「審査委員」という)、グッドデザイン賞受賞者(以下「受賞者」という)の投票により選ばれ、その年のデザインおよび社会の傾向を象徴する役割を担っています。

2)ファイナリスト(グッドデザイン大賞の候補)
2020年度のファイナリスト(グッドデザイン大賞の候補)は、2020年度の「グッドデザイン・ベスト100」の中から、審査委員長、審査副委員長、審査ユニットリーダー、フォーカス・イシュー・ディレクターによって選出され、10月30日に開催される「2020年度グッドデザイン賞 オンライン大賞選出会」において発表されます。

3)グッドデザイン大賞選出の投票者
グッドデザイン大賞選出の投票者は、審査委員および受賞者とします。

  • 投票の集計にあたっては、受賞者:審査委員 = 1:20として換算します。
  • 審査委員は、自身がデザインまたはコンサルティングなどで関与した候補には投票することができません。

4)グッドデザイン大賞選出の手順
グッドデザイン大賞の選出は、下記の手順で行います。

4-1.ファイナリストのプレゼンテーション
ファイナリストは、10月30日に開催されるグッドデザイン賞オンライン大賞選出会にて審査委員、受賞者に対してオンラインでプレゼンテーションを実施します。

  • プレゼンテーションの順番は、当日抽選で決定します。
  • プレゼンテーション時間は、1件あたり4分以内とします。
  • デザインに直接関与したデザイナーが審査委員であっても、審査委員自身がプレゼンターになることはできません。

4-2.審査委員および受賞者によるグッドデザイン大賞の投票
審査委員および受賞者はプレゼンテーション終了後、投票を行い、主催者は集計結果を表示します。

4-3.グッドデザイン大賞の決定
投票の結果、1位と2位の得票差が全得票数の5%以上になった場合は、1位のものを大賞に決定します。
1位と2位の得票差が全得票数の5%未満の場合は決選投票を審査委員および受賞者によって行い、得票数の多いものを大賞に決定します。
投票において上記以外の決定を要する事態が生じた時は、審査委員長が決定します。
グッドデザイン大賞受賞者には、所定の手続きを経て内閣総理大臣名の賞状およびトロフィーが贈られます。
グッドデザイン大賞決定の経緯については、当会のウェブサイトにて情報を公開します。

2020年9月8日制定