グッドデザイン賞受賞概要

2017年度|審査委員プロフィール

青木 俊介

青木 俊介Shunsuke Aoki

ロボットクリエイター |ユカイ工学株式会社 代表

東京大学在学中に、チームラボを設立、CTOに就任。その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立。ソーシャルロボット「ココナッチ」や、フィジカルコンピューティングキット「konashi」などIoTデバイスの製品化を多く手がけている。2014年には、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」を発表。

青山 和浩

青山 和浩Kazuhiro Aoyama

システム工学研究者(工学博士) |東京大学大学院 教授

故郷(愛知県豊田市)のものづくり文化の影響と船舶の設計生産支援システムを産学共同で構築した経験を活かし、製造業における設計、生産での意思決定、マネジメントに関する研究に取組む。製品系列設計やトレードオフポイントの発見、顧客要求の変更対応マネジメントなどの具体的なテーマを通して、System of Systems(SoS)の時代における新しいシステムデザイン、マネジメント手法の構築に挑戦している。

朝倉 重徳

朝倉 重徳Shigenori Asakura

インダストリアルデザイナー |株式会社GKインダストリアルデザイン 代表取締役社長

早稲田大学理工学部機械工学科卒業後渡米、Art Center College of Designを経て、株式会社GK入社。産業機器、公共製品、コンシューマプロダクトの領域で「美しい考え、美しいかたち、美しい関係を創造するデザイン」を理念として活動。グッドデザイン大賞、iF賞、red dot賞、IDEA賞等、受賞多数。

浅子 佳英

浅子 佳英Yoshihide Asako

建築家 / デザイナー |タカバンスタジオ 代表

1972年神戸市生まれ、建築・インテリアデザイン事務所を経て、2010年東浩紀と共に合同会社コンテクチュアズ(現ゲンロン)設立、思想地図βvol.1、vol.2出版後退社。商業空間を通した都市のリサーチ、批評、設計活動を行う。著書に「TOKYOインテリアツアー」(安藤僚子との共著)。主な論考に「コム・デ・ギャルソンのインテリアデザイン」(『思想地図β』Vol.1所収)など。主な作品に「gray」。八戸市新美術館建設工事設計者選定プロポーザルにて最優秀賞(西澤徹夫建築事務所との共同設計)。

安次富 隆

安次富 隆Takashi Ashitomi

プロダクトデザイナー |有限会社ザートデザイン 取締役社長

ソニー株式会社デザインセンターを経て、1991年に有限会社ザートデザインを設立。2008年より多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン教授。情報機器や家電製品などのエレクトロニクス商品のデザイン開発、地場産業開発、デザイン教育などの総合的なデザインアプローチを行っている。

安東 陽子

安東 陽子Yoko Ando

テキスタイルデザイナー・コーディネーター |安東陽子デザイン 代表

武蔵野美術大学短期大学部卒業。株式会社 布での勤務を経て、2011年安東陽子デザイン設立。
多くの建築家が設計する公共施設や個人住宅などにテキスタイルを提供。近年では伊東豊雄設計の「台中国家家劇院」のテキスタイルデザインなども手がける。
シアターカンパニーARICAに衣装担当としても参加。
著書『安東陽子|テキスタイル・空間・建築』(LIXIL出版)

五十嵐 太郎

五十嵐 太郎Taro Igarashi

建築評論家 |東北大学 教授

あいちトリエンナーレ2013芸術監督、第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナー、「戦後日本住宅伝説」展(埼玉県立近代美術館他巡回)の監修、「311以降の建築」展(金沢21世紀美術館)のゲストキュレータを務める。第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。『現代日本建築家列伝』(河出書房新社)、『被災地を歩きながら考えたこと』(みすず書房)ほか著書多数。 

五十嵐 久枝

五十嵐 久枝Hisae Igarashi

インテリアデザイナー |有限会社イガラシデザインスタジオ 代表

東京生まれ。桑沢デザイン研究所インテリア・住宅研究科卒業。1986〜91クラマタデザイン事務所勤務。1993イガラシデザインスタジオ設立。ショップから様々な空間デザインを中心に、家具・プロダクト・遊具の商品開発など、携わる領域は広がりつつある。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。

池田 美奈子

池田 美奈子Minako Ikeda

編集者 |九州大学 准教授

ドイツのフランクフルト大学で美術史を学んでいた時にバウハウスと出会いデザインの道へ。東京藝術大学大学院修了後、デザイン誌の編集者となる。独立してIIDjを共同設立し、情報デザインを中心に活動。2003年より九州大学准教授。専門はデザインと情報編集。編著書に『情報デザイン』『情報デザインソースブック』『カラー版日本デザイン史』『編集デザインの教科書』等。

石戸 奈々子

石戸 奈々子Nanako Ishido

デジタルえほん作家 |NPO法人CANVAS 理事長、株式会社デジタルえほん 代表、慶應義塾大学 准教授

東京大学工学部卒業後、MITメディアラボ客員研究員を経て、子ども向け創造・表現活動を推進する NPO「CANVAS」を設立。実行委員長を務める子ども創作活動の博覧会「ワークショップコレクション」は、2日間で10万人の子どもたちを動員。その後、株式会社デジタルえほんを立ち上げ、えほんアプリを制作中。総務省情報通信審議会委員などを兼務。著書に『子どもの創造力スイッチ!遊びと学びのひみつ基地 CANVASの実践』、『デジタル教育宣言』など。

伊藤 香織

伊藤 香織Kaori Ito

都市研究者 |東京理科大学 教授

東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。東京大学空間情報科学研究センター助手を経て、現在東京理科大学教授。専門は、都市空間の解析及びデザイン。特に公共空間と都市生活の関わり方に着目する。2002年より東京ピクニッククラブを共同主宰し、国内外の都市で公共空間の創造的利用促進プロジェクトを実施する。シビックプライド研究会代表として『シビックプライド』『シビックプライド2国内編』(宣伝会議)を出版。

岩佐 十良

岩佐 十良Toru Iwasa

クリエイティブディレクター |株式会社自遊人 代表取締役

東京都出身。武蔵野美術大学在学中の1989年にデザイン会社を創業し、のちに編集者に転身。2000 年、雑誌『自遊人』を創刊。2004年には拠点を東京から新潟・南魚沼に移転。そのライフスタイルが注目され「情熱大陸」などに出演。2014年、新潟県大沢山温泉にオープンした「里山十帖」では、空間から食まで全てをディレクション。シンガポールグッドデザインアワード受賞、グッドデザインBEST100に選出される。

上田 壮一

上田 壮一Soichi Ueda

クリエイティブディレクター |一般社団法人Think the Earth 理事

1965年生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。広告代理店勤務を経て、2000年に株式会社スペースポート、2001年にThink the Earth設立。以来、コミュニケーションを通じて環境や社会について考え、行動するきっかけづくりを続けている。主な仕事に地球時計wn-1、携帯アプリ「live earth」、書籍『百年の愚行』『1秒の世界』『グリーンパワーブック 再生可能エネルギー入門』、プラネタリウム映像「いきものがたり」など。多摩美術大学客員教授。

内田 まほろ

内田 まほろMaholo Uchida

キュレーター |日本科学未来館 展示企画開発課長

アート、テクノロジー、デザインの融合領域を専門として2001年より勤務。05~06年から文化庁在外研修員として、米ニューヨーク近代美術館(MoMA)に勤務後、現職。 企画展キュレーションとして「時間旅行展」「恋愛物語展」「The 世界一展」「チームラボ展」など多数。シンボル展示「ジオ・コスモス」のプロデュースでは、ビョークやジェフミルズとのコラボレーション企画を手がけるなど、大胆なアート&サイエンスのプロジェクトを推進する。
慶応義塾大学大学院、政策メディア研究科修士。チューリッヒ芸術大学、舞台・展示空間学(セノグラフィー)修士。

緒方 壽人

緒方 壽人Hisato Ogata

デザインエンジニア |takram design engineering クリエイティブディレクター

東京大学工学部産業機械工学科卒業。IAMAS、LEADING EDGE DESIGNを経て、2012年よりtakramに参加。ハードウェア、ソフトウェアを問わず、デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスなど領域横断的な活動を行う。主な受賞に、2004年グッドデザイン賞、2005年ドイツiFデザイン賞、2012年文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品など。

岡本 誠

岡本 誠Makoto Okamoto

インタラクションデザイン研究者 |公立はこだて未来大学 研究科長・教授

筑波大学大学院修士課程修了(デザイン学)。富士通株式会社でユーザインタフェースの開発等を担当後、2000年より現職。現在の研究テーマは、参加型デザインや知覚のデザイン(future body project)など。日本デザイン学会理事、人間中心設計評議委員など。AMBIENT2012論文賞、SIGGRAPH Asia 2014 BestDemo賞など。

片岡 哲

片岡 哲Tetsu Kataoka

プロダクトデザイナー |KATAOKA DESIGN STUDIO 代表

ソニー株式会社クリエイティブセンターでチーフアートディレクターとして活躍した後2004年に独立。Kataoka Design Studioを設立し、エレクトロニクスプロダクト、家具、雑貨、医療機器、ロボティクス、AI等のプロジェクトを国内外にわたって幅広く進行中。 GOOD DESIGN AWARD、iF product design Gold Award、reddot design award best of the best等受賞多数。日本大学芸術学部デザイン学科 非常勤講師。公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会/JIDA正会員。

加藤 麻樹

加藤 麻樹Macky KATO

人間工学研究者 |早稲田大学 准教授

早稲田大学人間科学部卒業、大学院理工学研究科修士課程修了。修士(工学)。博士(人間科学)。専門は人間工学。日常生活における作業負担の軽減や安全性の向上を目的として、高齢者や子どもの安全に関する研究、自転車や歩行者等の生活圏の交通安全に関する研究等を行っている。

鹿野 護

鹿野 護Mamoru Kano

アートディレクター |WOW 取締役、宮城大学 教授

ソフトウェア開発とコンピューターグラフィックスを統合した表現に取り組み、コマーシャル映像からアプリケーション開発まで様々な分野のデザインを手がける。これまで国内外の展示会や美術館にて、体験型の映像作品を多数発表。近年ではスマートフォンを始めとする情報機器のユーザーインターフェイスのデザインを手がけ、メーカーや通信業者との共同制作に積極的に参加。ユーザー体験と表現のあり方の関係について、デザインと開発の視点から研究に取り組んでいる。

川上 典李子

川上 典李子Noriko Kawakami

ジャーナリスト |21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター

1986年に株式会社アクシスに入社、「AXIS」編集室を経て1994年に独立。デザインに関する記事の執筆に携わるほか、国内外での講演を行なっている。2007年より21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター。他にもデザイン展の企画に関わり、近年では「現代日本のデザイン100選」(国際交流基金主催)、「London Design Biennale 2016」日本公式展示キュレトリアル・アドバイザーなど。桑沢デザイン研究所、長岡造形大学非常勤講師。

木住野 彰悟

木住野 彰悟Shogo Kishino

アートディレクター / グラフィックデザイナー |6D-K co.,Ltd. 代表、東京工芸大学 准教授

東京都出身。2007年グラフィックデザイン事務所6D設立。「KIRIN Brewery owners club」のアートディレクション・パッケージデザイン、JAマインズのブランディング、伊勢「ゑびや商店、ゑびや大食堂」のVI・サイン計画、新宿南口「NEWoMan/LUMINE0」のサイン計画など、ブランディングを中心にグラフィックデザインから空間の情報デザインまで幅広く活動。東京ADC、JAGDA、SDA、D&AD、カンヌ、ONE SHOW、アジアデザイン賞など国内外のデザイン賞を受賞。

倉本 仁

倉本 仁Jin Kuramoto

プロダクトデザイナー |JIN KURAMOTO STUDIO 代表取締役

1976年兵庫県生まれ。家電メーカー勤務を経て、2008年JIN KURAMOTO STUDIOを設立。物事の本質を明快な造形表現で伝えるアプローチで家電や家具、自動車、日用品等の様々な製品デザイン開発に携わり、国内外のクライアントにデザインを提供している。IF Design賞、グッドデザイン賞など、受賞多数。

小林 茂

小林 茂Shigeru Kobayashi

イノベーションマネジメント研究者 |情報科学芸術大学院大学(IAMAS) 教授

博士(メディアデザイン学・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)。1993年より電子楽器メーカーに勤務した後2004年よりIAMAS。オープンソースハードウェアとデジタルファブリケーションを活用し、多様なスキルや視点、経験を持つ人々が協働してイノベーション創出に挑戦するための方法論や、その過程で生まれる知的財産を扱うのに適切なルールを探求。著書に『Prototyping Lab 第2版』など。

小林 幹也

小林 幹也Mikiya Kobayashi

デザイナー / クリエイティブディレクター |株式会社小林幹也スタジオ 代表取締役

1981年生まれ。武蔵野美術大学卒業後、FIELD FOUR DESIGN OFFICEを経て、株式会社小林幹也スタジオ設立。家具、プロダクトからインテリアデザインまで幅広く活動。国内外の企業とプロジェクトを手がける。IF DESIGN AWARDにて金賞、RED DOT AWARD、グッドデザイン賞など、受賞歴多数。2011年にショップ「TAIYOU no SHITA」をオープン。2016年より自社発の木製家具ブランド「TAIYOU&C.」をスタート。

齋藤 精一

齋藤 精一Seiichi Saito

クリエイティブ/テクニカルディレクター |株式会社ライゾマティクス 代表取締役社長

1975年神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後、フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年-2016年国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役社長。

重野 貴

重野 貴Takashi Shigeno

プロダクトデザイナー |株式会社シィクリエイティブ 取締役

1993年 金沢美術工芸大学 工業デザイン科卒業 同年GKインダストリアルデザイン入社。主に住宅設備、家電製品、情報機器、AV機器、光学製品等のデザイン開発を担当。2000年、株式会社シィクリエイティブ 取締役。医療・ヘルスケア機器を中心に幅広いジャンルのプロダクトデザイン開発と取り組んでいる。グッドデザイン賞、iFデザイン賞金賞など受賞多数。2016年~多摩美術大学非常勤講師。

篠原 聡子

篠原 聡子Satoko Shinohara

建築家 |日本女子大学 教授

集合住宅を中心に、建築デザインの可能性を実際の設計やフィールドワークの中から探っています。特に、設計者の意図を超えた居住者による住みこなしに着目しています。

柴田 文江

柴田 文江Fumie Shibata

プロダクトデザイナー |有限会社デザインスタジオエス 代表、武蔵野美術大学 教授

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、株式会社東芝を経て、有限会社デザインスタジオエスを設立。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションまで、インダストリアルデザインを軸に幅広い領域で活動をしている。毎日デザイン賞、グッドデザイン金賞など多数受賞。

菅原 義治

菅原 義治Yoshiharu Sugawara

デザイナー |株式会社GKデザイン機構 取締役

1991年、立教大学経済学部卒業。同年、専門学校アーバンデザインカレッジ自動車デザイン科卒業。株式会社GKダイナミックス入社後、米国GKデザインインターナショナル(ロサンゼルスとアトランタ)に15年間駐在。副社長として多様なモビリティデザインを担当。2013年、レッド・ドット・アワード受賞。2016年、GKデザイン機構取締役就任。動態美学(Art of Dynamic Motion)をフィロソフィにモビリティや幅広いプロダクトのデザインに携わる。

鈴木 啓太

鈴木 啓太Keita Suzuki

プロダクトデザイナー |PRODUCT DESIGN CENTER 代表取締役

1982年愛知県生。多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒。2012年デザインオフィス「PRODUCT DESIGN CENTER」ブランド「THE」設立。醤油差しから電車まで幅広くデザインを手掛ける。2015年『サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ(フランス)』招待作家。2016年『HUBLOT DESIGN PRIZE 2016(スイス)』ファイナリスト(アジア人初)。

鈴野 浩一

鈴野 浩一Koichi Suzuno

建築家 |株式会社トラフ建築設計事務所 代表取締役

1973年神奈川県生まれ。東京理科大学工学部建築学科卒業。横浜国立大学大学院工学部建築学専攻修士課程修了。シーラカンス K&H、Kerstin Thompson Architects(メルボルン)勤務を経て、2004年、禿真哉と共に、トラフ建築設計事務所を設立。建築的な思考をベースに多岐に渡るプロジェクトを手がける。現在、武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京都市大学非常勤講師。京都精華大学、立命館大学客員教授。

田子 學

田子 學Manabu Tago

アートディレクター / デザイナー |株式会社エムテド 代表取締役

東芝にて家電、情報機器に携わり、家電ベンチャー、リアル・フリート(アマダナ)の創業期に参画し、デザインマネジメント責任者を務めた後、、MTDO inc.を設立。企業や組織デザインとイノベーションの研究を通し、広い産業分野においてコンセプトメイキングからプロダクトアウトまでをトータルにデザインする「デザインマネジメント」を得意としている。 ブランディング、UX、プロダクトデザイン等、一気通貫した新しい価値創造を実践しているデザイナー。過去の受賞歴国内外受賞作品多数。

玉井 美由紀

玉井 美由紀Miyuki Tamai

CMFデザイナー |株式会社FEEL GOOD CREATION 代表取締役

株式会社本田技術研究所デザイン室を経て、日本で唯一のCMFデザインを専門とする会社、株式会社FEEL GOOD CREATIONを設立。自動車、家電、インテリアなど幅広い業界に向けたデザイン、コンサルティングなどを行っている。また技術にCMFデザインの視点を加えて市場を広げる事業、「CMF DESIGN LINK」を立ち上げ、CMF展示会「青フェス」を主催している。武蔵野美術大学非常勤講師。

千葉 学

千葉 学Manabu Chiba

建築家 |東京大学大学院 教授、東京大学副学長

東京大学建築学科卒業、同大学院修士課程修了。日本設計、ファクターエヌアソシエイツを経て2001年千葉学建築計画事務所設立。2013年東京大学大学院教授。2016年より現職。主な作品に「日本盲導犬総合センター」(日本建築学会賞)「大多喜町役場」(ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞功績賞)「工学院大学125周年記念総合教育棟」(村野藤吾賞)。著書に『rule of the site-そこにしかない形式』『人の集まり方をデザインする』など。

手塚 由比

手塚 由比Yui Tezuka

建築家 |株式会社手塚建築研究所 代表

1969年神奈川県生まれ。1992年武蔵工業大学卒業。1992-1993年ロンドン大学バートレット校。1994年 手塚建築研究所を手塚貴晴と共同設立。1999年より東洋大学非常勤講師。2001 年より東海大学非常勤講師。2006年カリォルニア大学バークレー校客員教授。主な作品に「屋根の家」(第18 回吉岡賞)「ふじようちえん」(日本建築学会賞作品)「あさひ幼稚園」(グッドデザイン金賞)「空の森クリニック」(日本建築家協会優秀建築賞)。著書に『手塚貴晴+手塚由比建築カタログ 1~3』など。

手槌 りか

手槌 りかRicca Tezuchi

プロダクトデザイナー |プロペラデザイン 代表

1971年千葉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)IDEO Japanを経て2003年プロペラデザイン設立。桑沢デザイン研究所非常勤講師。

遠山 正道

遠山 正道Masamichi Toyama

実業家 |株式会社スマイルズ 代表取締役社長

1962年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年株式会社スマイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、「giraffe」、「PASS THE BATON」、「100本のスプーン」、「PAVILION」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。近著に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるビジネスモデル-PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)がある。

栃澤 麻利

栃澤 麻利Mari Tochizawa

建築家 |株式会社SALHAUS

1999年東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修了。山本理顕設計工場を経て2008年SALHAUSを安原幹、日野雅司と共同設立。建築設計、まちづくり活動を行い、代表作に「陸前高田市立高田東中学校」「群馬県農業技術センター」「tetto」「扇屋旅館」「麻布十番の集合住宅」など。受賞歴に日本建築学会作品選奨、木材活用コンクール最優秀賞農林水産大臣賞、BCS賞、住宅建築賞など。

ドミニク・チェン

ドミニク・チェンDominique Chen

情報学研究者 |早稲田大学 准教授

UCLA School of Arts & Architecture, Design/Media Arts (B.A.)、東京大学大学院学際情報学府修士、博士(学際情報学)。2017年4月より現職。NPO法人コモンスフィア理事としてクリエイティブ・コモンズの普及を行う他、共同創業した株式会社ディヴィデュアルではウェブ・スマホアプリの開発を行う。主な監訳書に『ウェルビーイングの設計論』、主な著書に『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック』。写真アプリ「Picsee」、コミュニティアプリ「シンクル」でBest of Apps(Apple)受賞。IPA未踏IT人材発掘・スーパークリエーター認定(2008)。NHK NEWS WEB第4期ネットナビゲーター。

仲 俊治

仲 俊治Toshiharu Naka

建築家 |株式会社仲建築設計スタジオ 代表取締役

2001年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。山本理顕設計工場を経て2009年仲建築設計スタジオ設立。2009~11年横浜国立大学大学院Y-GSA設計助手、2016年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館出展。循環に着目した建築を設計をおこなっている。主な作品に「食堂付きアパート」(グッドデザイン金賞、日本建築学会新人賞、吉岡賞ほか)、「上総喜望の郷おむかいさん」(千葉県建築文化賞)、「白馬の山荘」(JIA環境建築賞優秀賞 )。

永井 一史

永井 一史Kazufumi Nagai

クリエイティブディレクター |株式会社HAKUHODO DESIGN 代表取締役社長、多摩美術大学 教授

1985年多摩美術大学美術学部卒業後、博報堂に入社。2003年、デザインによるブランディングの会社HAKUHODO DESIGNを設立。2007年、社会的課題の解決に取り組む「+designプロジェクト」を主宰。毎日デザイン賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリなど国内外受賞歴多数。

中坊 壮介

中坊 壮介Sosuke Nakabo

プロダクトデザイナー |Sosuke Nakabo Design Office 代表、京都工芸繊維大学 准教授

1972年京都生まれ。 1998年京都市立芸術大学プロダクト・デザイン専攻卒業。 松下冷機デザインセンター勤務後渡英、2002年英国Royal College of ArtのDesign Products科修士課程修了。良品計画企画デザイン室、ジャスパー・モリソンのロンドンオフィス勤務を経て、2010年Sosuke Nakabo Design Office設立。京都工芸繊維大学大学院デザイン・建築学系准教授。

ナカムラ ケンタ

ナカムラ ケンタKenta Nakamura

実業家 / 編集者 |株式会社シゴトヒト 代表取締役

1979年東京生まれ。明治大学大学院建築学専攻卒業。生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」を企画運営。「シブヤ大学しごと課」や「シゴトヒト文庫」、「みちのく仕事」などのディレクターを務め、清澄白河にある「リトルトーキョー」や「しごとバー」の企画・デザインを監修。2016年よりスタートした、だれもが自分の映画館をつくれるサービス「popcorn」代表。著書『シゴトとヒトの間を考える』(シゴトヒト文庫)。

並河 進

並河 進Susumu Namikawa

クリエイティブディレクター |株式会社電通デジタル 執行役員 共同チーフクリエーティブオフィサー

ユニセフ「世界手洗いの日」プロジェクトをはじめ、社会課題をテーマにしたプロジェクトを多数手掛ける。お金では買えないECサイト「WITHOUT MONEY SALE」など、社会の新しい仕組みの実験も。著書に『Social Design 社会をちょっとよくするプロジェクトのつくりかた』(木楽舎)、『Communication Shift 「モノを売る」から「社会をよくする」コミュニケーションへ』(羽鳥書店)他多数。TEDxTokyo Teachers 2015スピーカー。

西田 司

西田 司Osamu Nishida

建築家 |オンデザイン

1976年神奈川生まれ。使い手の創造力を対話型手法で引き上げ、様々なビルディングタイプにおいてオープンでフラットな設計を実践する設計事務所オンデザイン代表。「ヨコハマアパートメント」で、JIA新人賞/ヴェネチアビエンナーレ日本館招待作品・審査員特別表彰、「ISHINOMAKI 2.0」で、グッドデザイン復興デザイン賞/地域再生大賞特別賞、島根県海士町の学習拠点「隠岐国学習センター」など。著書に「建築を、ひらく」。

橋田 規子

橋田 規子Noriko Hashida

プロダクトデザイナー |芝浦工業大学 教授

東京藝術大学デザイン科卒業後、TOTO株式会社デザインセンターにて便器や水栓金具、キッチンやシステムバスのデザインを行う。2005年同社デザインディレクターを経て2008年芝浦工業大学教授に就任。同年NORIKO HASHIDA DESIGN設立。住宅設備、オフィス家具、生活用品のデザインに携わり、心地よさを軸に、エモーショナルデザインの実践を行う。

羽藤 英二

羽藤 英二Eiji Hato

都市工学研究者 |東京大学大学院 教授

広島大学卒業後、MIT客員研究員、Leeds大学客員研究員、UC Santa Barbara客員教授を経て、現職。ネパール工科大客員教授を兼任。2002年トランスフィールド社設立。プローブパーソンシステムや自転車共同利用システム札幌ポロクルの開発から、尾鷲コーポラティブフォレスト、新長崎駅のデザインを手掛ける。世界交通学会賞などを受賞。東京大学社会基盤学科で教鞭をとりながら、土木・都市・建築の枠を越える東京2050計画など様々な領域で幅広く活動中。

林 信行

林 信行Nobuyuki Hayashi

ジャーナリスト / コンサルタント

最新技術やデザインが人々のライフスタイルや社会をどう変えていくかを新聞、雑誌、テレビ、Web等で紹介。2007年からはメーカーや通信事業者向けに講演やコンサルティング活動を開始。スマートフォンなどの普及が教育や医療分野にもたらす変化について執筆や講演している。ベンチャー企業数社の顧問/取締役も兼任。James Dyson Award審査員。著書は『iPadショック』、『ジョブズは何も発明せずにすべてを生み出した』など多数。

林 千晶

林 千晶Chiaki Hayashi

プロジェクトマネージャー |株式会社ロフトワーク 代表取締役

年間約200件のデザインプロジェクトを手がけるクリエイティブエージェンシー代表。22,000人のクリエイターネットワーク「loftwork.com」、デジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うコワーキング施設「MTRL」などを運営。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」代表取締役社長、MITメディアラボ所長補佐も務める。

原 研哉

原 研哉Kenya Hara

デザイナー |株式会社日本デザインセンター 代表取締役社長

1958年生まれ。デザイナー、日本デザインセンター代表取締役社長、武蔵野美術大学教授。「もの」のデザインと同様に「こと」のデザインを重視して活動中。2002年より無印良品のアートディレクションを担当。また『RE DESIGN』『HAPTIC』『SENSEWARE』など価値観を更新していくキーワードを擁する展覧会を数多く手がける。近著『Designing Design』、『白』は世界各国後に翻訳され多くの読者を持つ。

原田 祐馬

原田 祐馬Yuma Harada

アートディレクター / デザイナー |UMA /design farm 代表

UMA/design farm代表、 京都造形芸術大学空間演出デザイン学科客員教授。1979年大阪生まれ。大阪を拠点に文化や福祉、教育、地域に関わるプロジェクトを中心に「共に考え、共につくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。グラフィック、書籍、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。DESIGNEAST、小豆島・醤の郷+坂手港プロジェクトなどのディレクターを務める。

廣田 尚子

廣田 尚子Naoko Hirota

デザインディレクター |有限会社ヒロタデザインスタジオ マネージングディレクター

東京藝術大学デザイン科卒業。GKプランニングアンドデザインを経てヒロタデザインスタジオ設立。ビジネスモデルのデザインから製品開発に至るトータルソリューションを行う。2015年Reddot賞、2016年Reddot賞、IF Design賞受賞 他

深津 貴之

深津 貴之Takayuki Fukatsu

インタラクション・デザイナー |THE GUILD CEO

インタラクション・デザイナー。 株式会社thaを経て、Flashコミュニティで活躍。 2009年の独立以降は活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、 株式会社Art&Mobile、クリエイティブユニットTHE GUILDを設立。
日経新聞電子版アプリの基礎設計監修や、日本最大のハンドメイドマーケットminneのスマホUI顧問などを務める。 執筆、講演などでも勢力的に活動。

藤崎 圭一郎

藤崎 圭一郎Keiichiro Fujisaki

デザイン評論家 / 編集者 |東京藝術大学 教授

1963年生まれ。『デザインの現場』編集長を務めた後に、フリーランスとしてデザインに関する記事の執筆、雑誌・書籍の編集に携わる。主な著書に広告デザイン会社ドラフトの仕事を取材した『デザインするな』。最近編集を担当した本に『T5 台湾書籍設計最前線』。2010年より東京藝術大学美術学部デザイン科准教授、2016年より同大学教授。

藤森 泰司

藤森 泰司Taiji Fujimori

家具デザイナー |株式会社藤森泰司アトリエ 代表取締役

東京造形大学卒業後、家具デザイナー大橋晃朗に師事。長谷川逸子・建築計画工房を経て、1999年藤森泰司アトリエ設立。家具デザインを中心に、建築家とのコラボレーションや空間デザインも多数。ハイブランドの製品から、オフィス家具や小中学校の学童家具まで幅広く手がけ、スケールや領域を超えた家具デザインの新しい在り方を目指して活動している。桑沢デザイン研究所、武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京大学非常勤講師。

寳角 光伸

寳角 光伸Mitsunobu Hozumi

プロダクトデザイナー |有限会社寳角デザイン 代表取締役

京都市立芸術大学大学院修了。ミサワホーム株式会社本社設計部を経て、寳角デザイン設立。日用品、産業機器、住宅設備、建築部材、公共家具、地場産業開発に携わる。主な受賞、IFデザイン金賞、IDEAデザイン金賞、レッドドットデザイン賞、ジャーマンデザイン特別賞、グッドデザイン特別賞など。

星野 裕司

星野 裕司Yuji Hoshino

土木デザイナー |熊本大学 准教授

1971年生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。株式会社アプル総合計画事務所を経て,現在熊本大学准教授。主な著書に『風景のとらえ方・つくり方 九州実践編』(共著、2008)など。主な受賞に、土木学会論文奨励賞、2012年グッドデザイン・サステナブル・デザイン賞 、都市景観大賞など。

松本 博子

松本 博子Hiroko Matsumoto

プロダクトデザイナー |女子美術大学 教授、専攻主任

東芝デザインセンターにて デザイナー、デザインディレクターとして家電、AV機器、ヘルスケアなど多くの商品・仕組みのデザインを手がけ、グッドデザイン金賞、IF・red dot design award金賞など、国内外の受賞歴多数。現在は、女子美術大学のプロダクトデザイン専攻 主任教授。地域や産学連携プロジェクトに多数取り組み、「こと・もの」のデザインで地域や企業の問題解決を実践。

松山 剛己

松山 剛己Tsuyoshi Matsuyama

経営者 |株式会社マークスアンドウェブ 代表取締役社長

1964年東京都生まれ。1986年慶應義塾大学経済学部卒業。株式会社博報堂、三菱商事株式会社を経て、1994年、家業である松山油脂合名会社(当時)に入社。2000年同社代表取締役社長に就任。同年12月、株式会社マークスアンドウェブを設立、代表取締役社長に就任。同社では、現在79の直営店を運営。すみだブランド戦略推進検討委員会委員を歴任、現在、やまなし「水」ブランド戦略アドバイザー会議委員を務める。

水口 克夫

水口 克夫Katsuo Mizuguchi

アートディレクター |株式会社Hotchkiss 代表取締役社長

金沢美術工芸大学卒業。株式会社電通を経て、2003年シンガタ株式会社設立に参加。2012年株式会社Hotchkissを立ち上げる。広告、グラフィックデザイン、パッケージデザインなど、様々なブランドのアートディレクションを手がける。また、金沢で本屋兼ギャラリー「Books under Hotchkiss」を運営。著書に『アートディレクションの型。〜デザインを伝わるものにする30のルール〜』(誠文堂新光社)、『安西水丸さん、デザインを教えてください!〜安西水丸装幀研究会〜』(Hotchkiss)がある。

みやけ かずしげ

みやけ かずしげKazushige Miyake

デザイナー |ミヤケデザイン 代表

1973年兵庫県生まれ。2005年にmiyake design設立。家電製品や家具をはじめ、生活雑貨や伝統産業品など多岐にわたる分野で、国内外の企業の製品デザインを行う。多摩美術大学非常勤講師。

宮崎 光弘

宮崎 光弘Mitsuhiro Miyazaki

アートディレクター |株式会社アクシス 取締役

1957年東京生まれ。株式会社アクシス取締役。多摩美術大学情報デザイン学科教授。NPO団体「Think the Earth」理事。デザイン誌「AXIS」のアートディレクションの他、同社のデザイン部門を統括するディレクターとして、様々な企業と組織のブランディングやデザイン開発を行う。最近の主な仕事に、21_21DESIGN SIGHT 企画展「コメ展」の企画や国連防災世界会議の公式ブック制作などがある。

村上 存

村上 存Tamotsu Murakami

設計工学研究者 |東京大学大学院 教授

1984年 東京大学工学部機械工学科卒業、1989年同大学院工学系研究科産業機械工学専攻修了、工学博士。英語においては共に"design"と表記される(工学)設計と(インダストリアル)デザインを対象とし、designerが独創性,多様性を発揮した優れたdesignを行ない(design by human)、ユーザのニーズ、感性、多様性に対応した新たな価値を提供する製品を創造する(design for human)ための、design支援の数理的手法、ソフトウェア/ハードウェア技術などの研究、教育を行なっている。

森口 将之

森口 将之Masayuki Moriguchi

モビリティジャーナリスト |株式会社モビリシティ 代表取締役

国内外の交通事情を取材し、雑誌・ラジオ・インターネット・講演などで発表するとともに、モビリティ問題解決のリサーチ、コンサルティングも担当。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。著書に『パリ流環境社会への挑戦』『富山から拡がる交通革命』『これでいいのか東京の交通』など。

安田 幸一

安田 幸一Koichi Yasuda

建築家 |有限会社安田アトリエ 主宰、東京工業大学大学院 教授

「ポーラ美術館」2003年村野藤吾賞・2004年に本建築学会賞、「東京工業大学緑が丘1号館レトロフィット」2007年グッドデザイン金賞・2009年日本建築学会作品選奨、「TOTOレストルームアイテム01」2009年グッドデザイン金賞(通産大臣賞)、「東京造形大学CS PLAZA」2012年BCS賞、「東京工業大学附属図書館」2013年BCS賞・2013年日本建築学会作品選奨

柳原 照弘

柳原 照弘Teruhiro Yanagihara

デザイナー |株式会社アイソレーションユニット 代表取締役

自身の事務所を設立後、デザイナーとして国境と文化とジャンルの壁を行き来し、世界中で様々なプロジェクトに関わる。

山崎 亮

山崎 亮Ryo Yamazaki

コミュニティデザイナー |株式会社studio-L 代表取締役

1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。「海士町総合振興計画」「studio-L伊賀事務所」「しまのわ2014」でグッドデザイン賞、「親子健康手帳」でキッズデザイン賞などを受賞。著書に『コミュニティデザイン(不動産協会賞受賞)』『コミュニティデザインの時代』『ソーシャルデザイン・アトラス』『まちの幸福論』などがある。慶応義塾大学特別招聘教授。

山本 秀夫

山本 秀夫Hideo Yamamoto

プロダクトデザイナー |有限会社オッティモ 代表取締役

多摩美術大学を卒業後、ヤマハ株式会社デザイン研究室、株式会社エイペックスを経て、1989年、有限会社オッティモを設立。日用品をはじめ、家具、住宅設備、医療機器などのプロダクトデザイン、サイン計画、公共家具などの空間デザインの領域で活動している。主な仕事は、「丸ビルのトイレ」、「無印良品のプロダクトデザイン」、「手術用照明器具 SKYLUX CRYSTAL」、「医療ガス供給設備 uniline」、「丸の内地区サイン計画」などがある。現在、多摩美術大学非常勤講師。

吉田 龍太郎

吉田 龍太郎Ryutaro Yoshida

インテリアプロダクトプロデューサー |Time & Style 株式会社プレステージ ジャパン 代表取締役

インテリア会社・店舗・工場 タイムアンドスタイル(Time&Style)の運営(店舗・東京ミッドタウン、伊勢丹新宿、二子玉川、大阪阪急本店、南青山)(ショールーム・アムステルダム、上海)(工場・北海道、旭川)

渡辺 弘明

渡辺 弘明Hiroaki Watanabe

インダストリアルデザイナー |株式会社プレーン 代表取締役

桑沢デザイン研究所卒業後、株式会社リコーを経て渡米。frogdesign、zibaDESIGNでシニアデザイナー、数々の工業製品のデザインに関わる。帰国後、株式会社プレーン設立、工業デザインを中心に国内外様々な分野でものづくりに携わる。多摩美術大学非常勤講師。

Aaron Nieh

Aaron Nieh

グラフィックデザイナー |Aaron Nieh Workshop Principal

台湾科技大学で学士号を取得後、一時は台湾芸術大学の大学院に在籍。
ディテールを繊細に扱いながらも、その視覚表現は非常に刺激的かつ意欲的。マンダリンポップミュージック産業に加えて、出版や舞台芸術の世界にも斬新な発想をもたらし、新風を吹き込んだ。きわめて高度な技術を持つだけでなく、あらゆるイメージ、シンボル、素材を駆使することで、優美さをも表現している。人々がグラフィックデザインを鑑賞し、理解するための新たな視点を生み出した。
2012年からAGI会員。現在は自身のデザイン会社、Aaron Nieh Workshopを経営。

Andrew Pang

Andrew Pang

プロダクトデザイナー | シンガポール・ビジネス・デザイン・チェンバー 会長

ビジネスデザインコンサルタント会社「Lavaworks」設立者。シンガポールと中国に拠点を持つ総合デザインエージェンシー「Egg Creatives」も経営している。デザイン、商業的な視点、分析力を武器に、影響力のある思慮深いリーダーとして広く知られている。地域のデザイン業界における影響力は強く、真がsポール家具工業協会で活発な活動を行い、また2007年から2014年までデザイン・アドバイザリー委員会の副会長を務めた。またその期間中にはシンガポール・デザイン・ウィークのイベントアンカーとしてSingaPluralのオーガナイズを行った。

Byung-wook Chin

Byung-wook Chin

インダストリアルデザイナー |漢陽大學校 教授

1988年に東亜大学校でインダストリアルデザインの学士号を取得。2012年に弘益大学校大学院でインダストリアルデザインの修士号を、2016年に同大学院でインダストリアルデザインの博士号を取得。エモーショナルデザインを研究。1987年から2009年まで、サムスンにおいてインダストリアルデザインチームのマネージングディレクターを担当。その後、2009年から2010年まで、サムスンデジタルイメージング社の副社長を、2010年から2014年まで、サムスン電子のモバイル部門担当副社長を務めた。2015年以降は、漢城大学校に教授として勤務。2014年以降は、KAID(韓国インダストリアルデザイナー協会)副会長を務めている。

Carl Liu

Carl Liu

インダストリアルデザイナー |Niu Technologies Inc. 副社長

毎日の生活を彩る上質でサステナブルなライフスタイルを創造するブランド「CARLLIU」の創業者。上海を拠点とするNiu Technologiesのデザイ部門副社長も務める。代表的なデザイン製品は、Compaq iPaq PDA、Nike running watch Triax 300、Triax 50など。グッドデザイン賞、IDSA、I.D.マガジンなど国際的な賞を多く受賞。2005年以降『Carl Liu Design Book』『Innovative Product Design Practice』の2冊の本を出版し、多くの学生やデザイナーたちに影響を与え、中国の多くのデザインスクールや大学で教材として使用されている。

Gary Chang

Gary Chang

建築・インテリアデザイナー |EDGE Design Institute Ltd. 代表

建築、インテリア、プロダクトデザイン業界において、第一線に立つクリエイターの一人で、従来の限界に挑み、空間柔軟性の可能性やダイナミズムを再考する。モダニズムと伝統、イノベーションと親しみやすさ、都会的な洗練さと自然、アートと実用性を組み合わせた、その多面的なデザインで名声を確立した。
香港出身。両親と3人の姉妹と暮らしていた32平米のアパートを窮屈だと感じる代わりに、その狭い空間が、コンパクトな空間の潜在力を見直すという、絶え間ない好奇心を呼び起こした。1987年に香港大学を卒業後、1994年に自社EDGEを設立。以来、数々の受賞デザイン作品、基調講演、著作を通し、鋭い芸術的ビジョンを示している。

Hrridaysh Deshpande

Hrridaysh Deshpande

デザイン教育者、コンサルタント |インディア・デザイン・カウンシル コンサルタント・アドバイザー

20年以上にわたり教育分野に従事。現在はAjeenkya DY Patil大学の理事会メンバーならびにDYPDC School of DesignおよびDYPWWI School of Film and Mediaの責任者。インド・デザイン・カウンシル(IDC)でコンサルタント・アドバイザーとして業務に携わる。IDCは産業政策振興局の支援により設立された、インド政府系デザイン政策機関。IDCの後援のもと、日本のグッドデザイン賞と連携してインディアデザインマークプログラムを主導。インド工業連盟(CII)デザイン協会メンバー。以前には2004年にデザイン教育分野におけるインド初の民間主導の取り組みの1つである、Creative-i Collegeを創設した実績がある。

Hui Ming Tong

Hui Ming Tong

インダストリアルデザイナー |廣州美術學院 教授

1955年生まれ。広東省工業設計協会(GDIDA)の副会長を務める。これまでにGuangdong Governor Cup Industrial Design Award審査委員長、中国紅星賞審査委員、Guangzhou International Design WeekにおけるKAPAK Design Award会長を歴任。1977年に、中国山東省の磁器製品会社でテーブルウェアデザイナーとしてキャリアの第一歩を踏み出した。広州美術学院でデザインの修士号を、中央工芸美術学院で学士号を取得したのち、広州美術学院でインダストリアルデザインの指導を開始。2015年には、広州で新たなBDDブランド、INTEONEを創始。

Juhyun Eune

Juhyun Eune

メディアデザイナー |ソウル国立大学 教授、美術学部副学部長

韓国ソウル大学校(SNU)メディアデザイン学科教授、美術学部副学部長。情報およびインタラクション/UXデザインに重点を置く研究所である、SNUインターメディア研究所所長。 統合クリエイティブデザイン(ICD)専攻を立ち上げ、設計、工学、企業経営を学ぶ学生を集め、情報通信技術(ICT)プロジェクトに共同で取組を行った。 DESIS(社会革新・持続可能性デザイン)ネットワーク・コリアの共同創業者として、インフォグラフィックを用いることにより、環境、マイノリティ、障害者、高齢化、未成年への影響などの深刻な問題に対する関心を集め、人々の態度を変えようとしている。

Jung-Ya Hsieh

Jung-Ya Hsieh

発明家 |SquareX, GIXIA Group, THAT Inventions Co. 会長

GIXIA Group、THAT inventions、SquareXの創設者。中国エリアにおいてもっとも受賞数の多いデザイナーとして知られている。様々な産業の先進的なテクノロジーを用いデザイン分野へ応用したことで、台湾におけるデザインの価値を高めることに貢献している。これまでに112の国際的な賞を受賞しており、うち9つはiF、Reddot、グッドデザイン賞、IDEAなどを受賞している。中国人デザイナーとしては同世代の中で抜きん出た活躍を見せている。

Puvanai Dardarananda

Puvanai Dardarananda

インダストリアルデザイナー |チュラロンコン大学 准教授、工業デザイン学科長

1999年からチュラロンコン大学のインダストリアルデザイン学科で教壇に立っており、2014年には学科長に就任。また、コミュニケーションデザイン専攻の学士課程インターナショナルプログラム、CommDeを共同創設して以来、同プログラムの会長を担当。Digitopolis Co., Ltd.のクリエイティブディレクターも兼任している。

Sertaç Ersayın

Sertaç Ersayın

インダストリアルデザイナー | INDUSTRIAL DESIGNERS ASSOCIATION OF TURKEY(トルコ)会長

1988年、中東工科大学(トルコ・アンカラ)にてインダストリアル・デザインを学び卒業。2007年、コチ大学(トルコ・イスタンブール)にて戦略マーケティングの学位を取得。フォーチュン200社の一つであるコチ・グループにてデザイン・ディレクターを経て、香港へ移住。その後、トルコとイタリアで陶器メーカーとして世界最大のKALEグループにてCDOとデザイン・イノベーション部門の副社長を歴任。現在は、イスタンブールで自身の会社を立ち上げ、世界的なブランドと協働している。これまでに29の国際的なデザイン賞を受賞。彼のデザイン領域は、家具、公共空間、バスルーム製品、タイル、生活雑貨などに及ぶ。

Shu-Chang Kung

Shu-Chang Kung

建築家 / インテリアデザイナー |中華民国室内設計協会 (CSID) 会長

米国ハーバード大学デザイン大学院で建築学修士号(1992年)とデザイン学修士号(1993年)を取得。1997年、台北にAURA Architects & Associatesを設立。現在は、台湾国立交通大学の建築研究所で副教授兼所長を務めるとともに、中華民国室内設計協会(CSID)の会長として活動。近年手がけた作品は、TID AwardのSpecial Jury Award(2007年、2008年、2009年)、iFコミュニケーションデザインアワード(2007年)、遠東建築賞(2003年、2005年)、台湾建築賞(2004年、2006年、2008年)、日本のJCDデザインアワード(2004年、2006年)など、数々の賞を受賞。