フォーカス・イシュー

フォーカス・イシュー 〜 グッドデザイン賞から発見する 〜

フォーカス・イシューとは

フォーカス・イシューは、デザインが社会の課題に対してどのような解を示そうとしているかを読み解き、発信するためのグッドデザイン賞の取り組みです。近年、社会に顕在化する課題の多くは解決に複雑なプロセスを強いていますが、デザインはこれまでの発想や手法にとらわれることなく、それら課題への接近を試みたり、「デザインの視点」から人々に有意義なソリューションを示すことにも取り組む事例がみられるようになっています。

発見→共有→創造

どのように読み解いていくのか

数名の審査委員にフォーカス・イシュー・ディレクターを兼任いただきます。フォーカス・イシュー・ディレクターは、予め設定した特定のイシュー(テーマ)に関して、デザインならではの独自性・先駆性・提案性が認められる対象を、本年度のグッドデザイン賞の過程においてそれぞれの知見に基づいて見出していただき、その意義や可能性を解釈し、論じていただきます。最終的には提言として公表し、デザインがいまできること、これから挑んでいけることを示し、社会に対してデザインの持つ「力」をお伝えします。

2017年度 フォーカス・イシュー/ディレクター

  • 1 働き方の改革 Reformation of Workstyle プロジェクトマネージャー|林 千晶
  • 2 学びの充実 Progress of General Learning デザイン評論家/編集者|藤崎圭一郎
  • 3 ローカリティの育成 Cultivation of Local Community クリエイティブディレクター|岩佐十良
  • 4 社会基盤の進化 Development of Social Infrastructure 情報学研究者|ドミニク・チェン
  • 5 生活価値の発見 Rediscovery of Lifestyle インテリアプロダクトプロデューサー|吉田龍太郎
  • 6 共生社会の構築 Establishment of Convivial Society 都市研究者|伊藤香織
  • 7 先端技術の応用 Evolution of Advanced Technology キュレーター|内田まほろ
  • 8 安心の創出 Guarantee of Security システム工学研究者(工学博士)|青山和浩

2017年度の審査を前に、フォーカス・イシュー・ディレクターにそれぞれのイシュー(テーマ)に対する意識や考えていることを伺いました。
ディレクターインタビュー #01


2017年度提言